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オーストラリアの教育と制度
オーストラリアは、世界的にも高い就学率や中等教育の終了率を誇る国として知られる。オーストラリア政府はあらゆるレベルで、刻々と変化する社会環境や経済動向に対応できるように、常に学校や訓練機関のカリキュラムの改善を続け、教育制度の向上に努めている。また、オーストラリアの教育システムは国際的にも注目され、政府は多くの海外諸国の教育計画や開発への協力を惜しまない。
オーストラリアの大学や専門学校(VET)などの高等教育機関は、それぞれの学校が提供する課程やサービスなどの質が高い国際水準で維持される事を保証するシステムを整備している。たとえば、オーストラリアの大学は法律上自主的な組織として設立されていて、運営は連邦や州、特別地域などに対して責任をもつ評議委員会や理事会が行っている。さらにオーストラリア政府は、留学生を受け入れる学校や教育課程などに、政府登録(CRICOS)という制度を設けている。CRICOS登録は、政府の一定の基準をクリアし、質の良い教育課程と信頼できるサービスが保証されているので安心して留学できる。教育内容に自信と厳しい認定制度をもつオーストラリアは、アメリカ、イギリスに次いで3番目に人気の高い留学先だ。日本からの留学生も1990年代に入って急増。毎年1万人前後の学生がオーストラリアに留学している。
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義務療育は、ほとんどの州で15歳まで!
日本は、文部科学省が教育制度を管轄しているが、オーストラリアでは各州に教育を担当する行政部がある。そのため、教育制度は州によって異なる。また、義務教育の年数も一致していない。義務教育は15歳(タスマニア州は16歳〉で終了する。オーストラリアの学校では、Year6(6年生)、Year12(12年生)と言うように学年をYearと呼ぶ。オーストラリアの新学期は、初等・中等教育の場合は、概ね1月末〜2月始めで、4学期制(タスマニアは3学期制)をとっている。高等教育機関では7月に新入生を受け入れるところも多い。 |
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学校の種類
運営形態には州立(公立)と私立があり、州立校が約7割を占める。州立校はほとんどが共学だが、私立校の約1/3は男女別学だ。州立校は基本的に無宗教だが、私立校はキリスト教などの宗教系の学校も多くある。ほとんどの学校が、生徒の個性を伸ばす特色のある教育を推進しており、近年、音楽やスポーツなどのコースを併設する学校も増えている。 |
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学校の特徴
クラスの生徒数は、平均20〜30人で、授業は通常約15分間のホームルームの後、午前9時頃に始まり午後3時から3時半頃に終わる。放課後はクラブ活動や清掃などはなく、スポーツをしたり、好きな習い事をしたり、友達や家族と自由に過ごす。ただし、宿題などの課題が出され、特に大学進学を目指す11、12年生は放課後も勉強に励んでいる。
学校や地域コミュニティーには、学習センターや芸術・スポーツ施設が整っており、他校や地域コミュニティーとの協力のもと、さまざまな文化・スポーツ活動が行われている。スポーツは、水泳、テニス、サッカー、ラグビー、フットポール、ホッケー、バスケットポール、バレーボール、クリケットなどが盛んで、地域対抗、学校対抗などの試合も行われる。
また、学期中にはスポーツデー、社会見学、遠足、キャンプなどさまざまな行事があるが、学期と学期の間の休みには、基本的に学校行事はなく、宿題や登校日も無いので自由に過ごす事が出来る。 |
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学習科目
オーストラリアの学校では、生徒のスキルや興味を満たすために、多彩な科目が取り入れられている。学習科目には、国語(英語)、数学、社会、科学、環境学、外国語、コンピューター、保険体育、技術、家庭科、音楽、芸術、演劇などがある。また、多文化国家オーストラリアならではの、さまざまな外国語が教えられている。日本語は、一番人気の高い外国語で、多くの学校で教えられている。高学年になると、生徒の希望に合わせた選択科目が中心となる。将来の就職をふまえた実践的な科目も多く、希望に応じてワークエクスペリエンス(職業実習)の機会も手配される。12年生では、科目の取り方によつては、図書館などで自主的に勉強する自習時間がある。 |
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11・12年生の科目
用意されている選択科目は、学校によって異なります。専門学校と協力・連携体制をとっている学校も多く、専門学校によるユニークかつ専門的なコースを履修できる場合もあります。
選択科目の参考例
| ビジネス系 |
法学・経済学・ビジネス学・会計 |
| 科学系 |
化学・物理・生物・農業・数学 |
| デザイン系 |
建築・インテリアデザイン・ビジュアルデザイン |
| 工学系 |
工学・エレクトロニクス技術・情報科学(コンピューター) |
| 人文系 |
環境学・地理・歴史・社会学・アボリジニ(先住民)学 |
| 芸術系 |
宗教音楽・芸術・演劇・ダンス |
| 家政系 |
家政学・栄養学・服飾デザイン・保育 |
| 国語(英語) |
英語・英文学 |
| 外国語 |
日本語・中国語・韓国語・インドネシア語・ベトナム語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語・ポーランド語・チェコ語・クロアチア語・セルビア語・ラテン語・ギリシア語・アラビア語など |
| その他 |
保健・スポーツ・観光・ホスピタリティー |
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学校教材や制服
オーストラリアの学校は、制服のあるところが多く、学校もしくは学校指定の店で購入します。一方、教科書は貸与されるのが一般的で、入学の際に借りる手続きをして、コース修了の際に返却します。給食はありません。 |
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入学要件
基本的に、学業成績と英語力のレベルが入学の条件となります。学業成績は、通常5段階評価の平均3以上が必要です。英語力が十分でない場合は、学校付属の補習英語コース、または学校に指定された英語学校の中学高校進学・編入準備コースに入学します。 |
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留学費用
授業料は、学校や期間によって異なりますが、公立校で年間$9,500〜$13,500(95〜135万円位い)を目安にするとよいでしょう。($1=100円で計算)また、留学全体の費用は、授業料のほかに、以下のような項目について大まかな予算を考慮しておく必要があります。
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入学金・学校手続費用 |
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生活費・雑費 |
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宿泊費(ホームステイ・寮) |
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航空券・学生ビザ・留学生保険 |
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教科書・制服代 |
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滞在先・ステイ先
滞在先は、学校が責任をもって手記する。州立校はホームステイが一般的で、私立高校には寮があるところもある。ホームステイは、オーストラリアの家族と一緒に暮らしながら生活体験できるので、早く英語やライフスタイルに慣れることができるだろう。 |
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学習・生活のサポート
各学校には、科目選択や進路指導から生活全般まで、生徒の相談を受け付けるサポートシステムがあります。留学生ができるだけ早く、安心して新しい環境に慣れるためのプログラムやカウンセリングなども用意されています。 |
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ガーディアン(保護責任者)
18歳以下の未成年の生徒が、両親のもとを離れて中学・高校留学をする場合、現地に住むガーディアン(保護責任者)の指定を求められることがあります。ガーディアンは、生徒と定期的に接し、学校、ホームステイ先および父母の連絡役となり、教師面談などに父母の代理として出席したりします。 |
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