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イギリスの教育と制度
受験重視の知識教育のためにすべてを犠牲にするのではなく、学業と平行して、スポーツ、音楽、社会とのつながりなどを、若い時にこそおおいに経験する。学校や先生は、生徒一人ひとりの可能性を発見し、できるだけ伸ばすように努力する。それがイギリス流の教育だ。初等教育での科目数は9科目以上。中等教育の初期にはさらに科目が増え、広くたくさんのことを体験させる。後期になると、今度は生徒個人に合わせて科目をしぼり、より専門的な教育を受ける。課外活動は日本のような部活方式ではなく、季節や自分の好みに合わせて、いくつものさまざまな活動に参加できる。学校にもよるが、多いところで30種類以上もの中から好きなものを選ぶ事ができる。中でもスポーツと音楽は多彩だ。試合はもちろんのこと、生徒のコンサートや劇の上演もひんばんに行われる。そのほかにも、ボランティア活動をはじめ、サバイバル技術を学んだり、学校内で会社を作ったり、日本では考えられないような多種多様な活動ができる。イギリス国内や、ヨーロッパを中心とした外国への旅行にも学校が連れて行く。 |
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教育制度
イギリスでは、5〜7歳から初等教育が始まる。入学時期は、子供の成長に合わせて親が選ぶ。公立は、初等教育のPrimary Schoolを終えると、11歳で中等教育のSecondary Schoolへ進学する。私立は少し複雑で、初等教育のPreparatory School から中等教育のSenior Schoolへの進学年齢が、男女によつて異なる。シニアスクールの男子校と共学校は13歳から、女子高へは11歳から入学できる。つまり、男子は必ず13歳からだが、女子は11歳から13歳の間で選ぶことができる。
イギリスの義務教育は16歳(11年生)までで、大学進学など、その後さらに勉強を続ける塘合は、2年間(12〜13年生)の通称シックスフォーム(6th form)と呼ばれる学年へ進む。ほとんどのシニアスクールにはこのシックスフォームの学年があるが、この学年だけ独立した「6th Form College」や「TutorialCollege」 「Collgege of Further Education(職業学校)」などの学校に行くこともできる。 |
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ボーディングスクール。留学生は公立校には入学できない。
イギリスでは、原則として親が納税者でない留学生は、1年間の交換留学生を除いて、公立校への入学はできない。イギリスの公立交換留学は、アメリカと比べるとごく少数なので、イギリスヘの留学のほとんど、特に長期の場合は、私立寮制学校の「ボーディングスクールBoarding School」になる。イギリスのボーディングスクールの歴史は、もともと17世紀の私立男子校の創設に始まった。現在は全国に約1,000校あり、イギリス人だけでなく、世界各国からの留学生を受け入れている。ボーディングスクールの魅力は、独自の伝統と国際性、すばらしい投備の整った教育環境にある。ゴルフ場並みの広さの敷地に数々のスポーツグラウンド、lTセンター、コンサートホールなど、必要な施設は全て学校内に揃っている。多くの教師も学校の敷地内に住んでいて、勉強だけでなく生活上のすべての指導が徹底されている。 |
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中学生からの留学
イギリスの資格拭験コースは14歳(10年生)から始まるので、その1年前の13歳(9年生)から留学すると、負担が少なく、スムーズにイギリスの教育システムに入っていける。男子校、共学校の場合、9年生は全員新入生だし、女子高でも多くの生徒が入学してくる学年。だから友達もつくりやすく、1年間をかけて英語を磨き、イギリス式の勉強にも慣れる貴重な時間となる。
高校からの留学
日本で中学を卒業して、日本の高校1年に相当する学年に入ろうとすると、11年生に入学することになるが、これはお勧めできない。G.C.S.E.コースのちょうど途中に入ることになるからだ。また、イギリスの大学は、日本の中学卒業資格をG.C.S.E.取得として認めてくれることから、いきなり12年生のG.C.S.E.レベルから始めようとする人がいるが、成功する生徒は極めてまれだ。日本の中学を卒業したばかりの英語力と学力では、論文中心のAレベルにまともに対応できない場合がほとんどで、そういう生徒には入学を許可してくれても、英語をなるべく使わない学科、例えば美術、日本語、数学などしか取らせてくれない。これではいくらイギリスの学校が幅広い科目を教えていても、選択がないのと同じ。進学できる大学のコースもかなり限られてくる。したがって、日本の中学を卒業してすぐの留学は、「高校は3年間」という常識にとらわれず、1学年下げて10年生に入り、G.C.S.E.を2年間、Aレベルを2年間の合計4年間の計画が良い。G.C.S.E.でも簡単とは言いがたいが、その2年間で英語力もつき、いろいろな学科を勉強することによつてAレベルの選択の幅がぐんと広くなる。高校2年生、または3年生からの留学は、学校に頼んでAレベルを始める前に1年間の準備コースを作ってもらう、あるいはTutorial Collegeまたは6th Form Collegeに入り、個人的なプログラムを組んで特訓してもらうなど、特別な配慮が必要になるだろう。 |
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イギリスの進学制度
イギリスには日本のような卒業制度はなく、2つの全国統一資格試験によって学力の証明が行われる。大学進学は、統一試験が好成績なほど有利。
イギリスでは日本と違って、出席日数、在校年数、成績評価等による「卒業」という資格は存在しない。すべての学力の証明は、G.C.S.E.とG.C.E.-Aレベルという、全国統一試験こよって行われる。学校ではこの試験のための勉強する学年は決まっているが、試験そのものには年齢制限はなく、何度でも受験できる。イギリスには全国に約100校の大学がある。日本の大学の「教養課程」のようなものはなく、特殊な分野を除いて、ほとんどが3年間の専門教育。イギリスの大学入学は、資格拭験の結果ですべてが決定するので、大学が個々に行う入試は無い。書類審査、面接などを経て、それぞれの大学が出す資格試験のグレード条件を満たせば入学できる。もちろん、人気の高い大学やコースの入学条件は、資格試験の取得グレードが高くなる。 |
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ガーディアンの確保
ガーディアンとは、現地在住で、日本の保護者に代わって留学生の面倒を見る人、あるいは家庭のこと。イギリスではほとんどの学校が入学に際してガーディアンを要求している。ガーディアンは形式的なものではなく、何か問題があれば、すぐに留学生の保護のために行動しなければならない。イギリスの学校には学期中に「中間休み」が10日間ほど必ずあり、寮生の学校でも寮が閉まる。その時の滞在先がなければ、実際の留学はできない。留学中、精神面でも大きなサポートになってくれるのがこのガーディアンだ。ガーディアンは、知人や親戚に引き受けてもらってもいいが、学校に近い所に住み、責任ある任務であることを十分に理解してもらった上で頼まなければならない。現地に知人や親戚がいない場合は、当社でも手配します。 |
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